天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

7回目の月命日。

勇ちゃん。。。今日も来た。ね。この27日。って日。
私は、後、何回、こうして、何回目、何回目、と数え、ここに記して。
この日を迎えるのだろう。。。


いい加減。。。長い。長すぎる。。。勇ちゃんと、共に。形ある肉体と
精神と、感情と、魂を伴った、物理的な、存在のある勇ちゃんと。共に
過ごせなくなってから。。。 7ヶ月が経ったという事。。。。


なのに、何にも変わっていない。そう。ただ勇ちゃんが居ない。という日々、
周りの時間だけがきっと過ぎて行って。。。まだ寒かった、時に雪が散らほら
舞ったりしていた季節が過ぎ、桜が咲き誇り、新緑の鮮やかな緑、芽吹く時を
過ごし、雨に打たれるアジサイを見て、2人が大好きだった眩しすぎる夏を経て、
今の、この。長雨や、物悲しいと、毎年思っていた、この季節まで、時間が
流れた。だけ。。。私1人の時間として。。。


哀しみの中に居た、あの頃の私が、この今の住処に辿り付き、私より、
チョット長く。この経験をしていた方や、何年もの間、哀しみにくれている方。。。
色んな方々のブログを目にした。


そして、今、こうして、私も記しているのだけれど。。。


割と今、その時に書かれていた事が、わかってくる様な気もしている。。。


喪った当初、まだ日も浅い頃、心を引き裂かれる様な、それは、激しい悼み。
泣き叫ぶ事もほぼ毎日。そんな日々を遣り過ごし、徐々にそれが、激しさから
深く深く。静かなまでに、とにかく深い哀しみ、痛みが奥深くに染入る悼み。に、
変わっていっている気がする。。。


時に、まだまだ、泣き叫ぶ、わめく、取り乱して、激しく激昂する時が、なくなった
訳じゃない。。そんな日だってまだまだある。
だけど。。。ただただ、全身にもう沁みついた、身体中に切り離せない、絶対に、
まとわりついている、哀しみ。を常に身体中に纏い、いつでもそれは、深く深く静かに、
私のこの全身を覆っている。そんな哀しみ。。。


傷口に例えたら、激しくパックリと大きな口を開き、そこから止めどなく溢れ出る
血。。。その傷が、徐々に、ふさがっている様な気がして、かさぶたを成して、時に
不意にそのかさぶたから、出血する。。。けれど、この時間の経った、傷口は、表面
からみる、かさぶたとは裏腹に、深く深く奥深くに広がっている傷。。。。


そんな事を書かれている方が居た。と思う。
全く。その通りだ。。。哀しみの質が変わった?と言うんだろうか。。。。
そして、哀しいかな、実際の、この身の孤独。とも、それなりに上手く、というか、
慣れ。を否応なしに、身に着けてしまった。。。というか。それでも、全然、寂しさ
や、哀しさが無くなった訳じゃ。。。ないのだけれど。。。


勇ちゃんの。遺影。
これは、入院の朝、勇ちゃんが、自分で自撮りしたもの。。。

 勇ちゃん本人に、実際にその。

「覚悟」。があって。か、どうかは、今となっては、わからない。。。けれど。結局、
その写真を。選んで、遺影にした。この写真。。。


笑っている訳でも、哀しい顔をしている訳でもない。写真。
ただ、この遺影を見て、話しかける、私の、感情によって、不思議と、笑っている様に
見えたり、哀しんでいる様に見えたり、困っている様に見えたり。する。。。。
だけど、怒っている様な顔に見える事だけは、今の1度もナイ。


私のただの思い込み、気のせい?カモしれないけど、そんな風に思う。見える。


今朝の勇ちゃんは。。。。穏やかに、微笑んでいる様に見えた。。。
うん。勿論、哀しいよ。今日だって。私は。。。それに、毎日、毎日、逢いたい
想い、恋しい想い。愛おしい。気持ちもいっぱいさ。何も変わらずに。でもね。。
比較的、今日は、穏やかに、過ごせている。気がしています。。。
ゆっくり。ゆっくりね。のんびり屋の、丑年の、勇ちゃんさ。そうね。あの、
海での、波待ちの時の様に、泣きたい時には、泣く。堕ちる時には、とことん堕ちる。
そして、心穏やかに過ごせる時には、身を委ねて。。。自然に。波に任せて。。。


そんな感じで、貴男に逢えるまでの。その日に向かって。。。時を過ごす様に。
しなくちゃね。。。だから。約束を。勇ちゃんも。忘れないでね。絶対よ。。。。

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