天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

本当に。 降った・・・

週末から、ずっと体調不良。で、おまけに心も不良で。
昨日まで、ずっと寝込んでる感じ。というか、本当に 何もしたくない。
考えたくない。 から逃げる様に、ただただ寝逃げだよな。


昨日、一昨日くらいから、東京にも“雪”の予報で騒いでたっけ。


昨日も思ったの。包まったお布団の中で。
「本当に、雪、降るなら、降らせてみてよ。勇ちゃん。。。」って。


ついこないだ、powder snow の事を記したけど。
本当に、しかもこの11月中に降ったら、54年ぶりの事だって、世間が
騒いでいたし。。。


今朝、目覚めて、驚き。 そして、嬉しい様な。。。アって思った。ね。

 本当に、降った(積もった)んだ。。。て。

車のタイヤもまだ履き替えてナイし、今日は早めに家を出て、徒歩にて仕事へ行こうと、出勤。


元々、ココは、都下だから、東京で薄っすら。予報でも、結構ガッチリ積るエリア。
天気予報は、山沿いエリアを参考にしなくちゃならない。朝で、既にこの量。そして
未だに、この雪、止んではいない。。。


朝から、雪が舞う空を見上げながら、こんなにも涙が溢れてくるなんて。驚くくらい
泣けて、しかも傍で聞いてる人が居たら、そりゃそりゃ気味が悪いだろうね。泣きながら、雪に話しかけてる。独り言・・・ 出勤前にもうグズグズ。


それでもね、舞い散る雪が、1つ1つ、お返事。してくれてるみたいだったよ。
そして、更に想う。
この雪を、勇ちゃんと一緒に観たかった。「寒いっ寒いっ」って肩寄せ合って、
ポッケに繋いだ手入れて、引っ付いて、雪の中、キャキャッ言いながら、歩く。
事が、もう二度と。出来ない。。。 どうして貴男は、此処に居ないの。。。と。


雪になって キミの空で 降り続けていたいよ
 痛みを埋め尽くすくらい 強く 冬の空へ 吐いた息に 
僕の気持ち全て 乗せたら 伝えてよ   powder snow
 
私のこの悼み(痛み)を埋め尽くそうと、勇ちゃんの気持ち全てを伝えようと。。。
そう、いっぱい降り積もらせてくれてるん?
 
「ゆうひちゃん!!みとけやぁ~ドリャぁぁぁ!!!」って、そう、今朝みた
遺影の勇ちゃんの表情(かお)は、かなり、ドヤ顔ふうにも見えた。。。ね。
 
54年ぶり。。。か。
そう。勇ちゃんは、55歳のお誕生日を迎えて、1ヶ月と11日で、逝ってしまった。。。
 
この54年ぶり。ってのは、貴男がこの世に生を受け、まだ赤ん坊だった時期に、
降ったのね。それから、この世に貴男が存在している間、人生の過ごしている間
には、1度も降る事のなかった。。。11月の。雪。
 
こんなにいっぱい降っていて、それはまだ降り続いていて、沢山沢山。
雪が大好きな私の心に、それは沁みわたってくるよ。
 
貴男の“愛”。そう、勝手に!私は解釈して。
そして、帰りにも、帰路でいっぱい泣くだろう。。。「アイシテル」そう、想いを
込めて。。。貴男に逢いたい。 勇ちゃん。。。
 
独り身の、この上ない寒さは、本当に骨身にまで沁みいる。
切ないんだけど、貴男の愛を感じれる様で、この真逆の感情、矛盾と、共存しつつ。。。
何とも言えない、言い表せない想いで、今日を過ごす事になるね。。。それでも。
伝えた1番は。「ありがとう。」でした。勇ちゃんへ。 今日もいっぱいアイシテル。

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