天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

お礼参り。と ビデオレター。

今日、お礼参り(とはやっぱり、違うかなぁ。)に行ってきた。
昨日は又、夕方から、小雪(結構な量だったけど。)も舞ってた夕方。

だったけど、今日は晴天。  冷たい風がかなり強く吹いていたけど。。。
「十二神社」へ。丸1年ぶりに。

そこには、去年の今日。も、確かこんな感じのお天気に、時折風が吹き、
境内の木々が、ザワサワと音を立てていた。事も思い出した。

あの日も、お参り前に、身を清めて。。。お風呂に入ってから出かけた。
今日も同じ様に。

文句の1つでも。。。そんな気?もあったのだけれど、お社の前に立ち、
参道の強烈階段を昇り、やっぱり多少あがった呼吸を整え、お賽銭を入れ
深々と2礼2拍手、1礼。の手順の前に気持ちを落ち着かせると。。。

自分が唱えた、のは、やはり、お礼。だった。かな。

でも、やっぱり、嫌味の1つも?!混ぜたけどね。。。 一応「願いの取り下げ」
は出来たから。これで、一区切り。。。

思う所、感じる事。は、やっぱり色々あるけれど。。。

それから、私の大事な大事な同志さん。
今は遠い異国の地で、たった1人っきり。踏ん張って、日々の流れを耐え抜いている。
そんな彼女に。 教えてもらった、お正月?の番組だったのかな。
さんまのスーパーからくりTVでの、ビデオレターの話を聞いていて、それがすごく
心に沁みた。って。動画を見てみるネって話してて。

今日、それを見て、思わず零れた。。。泪。

【感動】『過去の自分にビデオレター!』結末が感動

この、今76歳の 秀夫さん。若き日の自分に対して送ったビデオレター。
最初は、学生時代の受験・浪人の話。と笑いもありの内容だったけど。その後、24歳
の自分へ。。。メッセージ。

「76になったお前だ!元気か?」
「お前は勤め先で知り合った顔の小ちゃい可愛い“ハナちゃん”と付き合う事になるぞ!」
「あんまりモテないお前はこんな俺なんかっていう事で、結婚を迷うけど…思い立ったらすぐいけよ!」


「何故なら…ハナちゃんは2年後に病気で亡くなるんだ」

そして、こう続く。
「お前は凄く後悔し、悲しんで、ずっと忘れられなくなる。だから76歳になった今でも独身のままだ。だから、俺の代わりに伝えておいてくれ。
俺の人生の中で一番愛していたのがハナちゃんだ! そして、最も好きだったのがハナちゃんだ! よろしく伝えておいてくれ!」
そう言う秀夫さん。レターの最後は  ハナちゃん、愛してるよ。
そう微笑んで、手を振って終わる。
 
50年以上もの、時の流れの中で、きっと、このハナちゃんの他にも、知り合った方等
は居たはずだろう。ましてや、この御年。の時代ならば、周囲から、お見合いやら、
何だと騒がれた様な事もあったのでは?と想像もつく。。。
 
ある意味では、その。後悔。も伝わるし、そして、未だに愛してるよ!と口に出来る
秀夫さんを、とても素敵な方だと思う。。。
まさに、人生の中で、1番愛していた。最も好きだった。と言える生き方を今まで。
今も尚、送っておられる。。。
人生の。いや、同志の大大大先輩だな。。一生独身を貫いて、一生亡き人を想い続ける。のだけが、美談で、純愛で素晴らしい事!!なんだ。等と言う、思う気持ちも、毛頭
ナイけれど。。。  私も、いつの日か。 結果的に、こう過ごし、そして、どれだけ
の事になるかはわからないけれど、その“時”。には。
 
「今でも1番に愛してる、最愛の人は、勇ちゃんだ。」と、この秀夫さんの様に、穏やかに、そして、微笑んでいられる。そんな時。を過ごせたら良い。。。って。今は思う。
 
今は、それで良いんだって。思うから。 大好きな勇ちゃんへ。。。それで良いよね。

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