天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

“最愛”

特にすごい 福山ファン って訳でもなく。。。

それでも、何となく。。。

こんな日が来ると 自分がこんな境遇に立つなんて事すら

思ってもいない、その頃から。。。。


この歌。詩がなぜだか好きだった。。。


福山雅治 最愛 歌詞つき


【夢のような人だから 夢のように消えるのです。。。】


まさしく、勇ちゃん。。貴男その人です。

ずっとずっと。きっとお互いがお爺ちゃん・お婆ちゃんになる

その時まで、ずっと一緒に居て。。。

歳が14才離れていた私たちだから、いつかは、こんなお別れ

が来る日が来て。。。きっと見送るのは 私。。なんだとも思ってた。。


けど、こんなに、早いなんて。考えも思いもしてなかった!!!!

だから、何も。。。追いつかない。。。。今。

「もっと。。。  もっと。。。。」泣いて・笑って いっぱい一緒に

時を過ごしたかった。。。。


心の雨に傘をくれた 勇ちゃん。いつも道を照らしてくれた勇ちゃん。。。

孤独で、寂しい私を、見つけてくれた。幸せをいっぱいくれた。。。

これから、まだまだまだまだ いっぱいだよ!!

ゆっくり。ゆっくりな。。。っていつも言ってたよね。。。。


寂しいです。苦しいです。 そして今でもずっと 愛しています。。。

【縁】 ・ ≪意味≫

私は、昔から、いわゆる 「霊感」みたいな物は、特に

持っている訳ではない。

 

けど、うまくは言えないけど、何となくの直感?みたいな

感性・感覚と言えばいいのか。。。。「感」みたいなのは、

あったりして、目には見えない、全くそう言う類の物を否定する

人達からすると、バカバカしいと思われるだろうけど、魂だとか、

前世だとか霊だとか、スピリチュアル系の話や事を、肯定している。。。

 

女子にはよくある、運命だとか、そう言う思い込みも多分に持ってる。

 

あくまで!!私自身の持論だけど、生まれてから、今に至る自分の人生に

おいて、巡り合い、どんな形であれ知り合った人や、その時々にある様々

な環境や出来事には、全て、自分に対して何らかの「ご縁」があって出会い、

何らかの「意味」があって起きている出来事なんだと思ってる。

 

そんな中、やっぱり、この今置かれている状況を、ふっと考える。。。

考えた所で、答えもなければ正解もない。わかってるけど。。。

 

何で私は勇ちゃんと出会ったの?

何で私は勇ちゃんの、そんな最後の時に共にいる人だったの?

何で勇ちゃんは、私を選んだの?

これから、私に何をどうしろと、どんな意味があって、どんな試練なの?

 

全くわからない。。。わかるはずがない。当然だよね。。。

そもそもが、凡人の私には、目には見えない 何か がわかる訳がない。


ただ、今ここにあるのは、

勇ちゃんが先に逝ってしまったと言う事と、ここに1人残された 私が居て。

嘆き・悲しみ、苦しんでいる って言う事実だけ。。。。


人って何だろう。生きるって何だろう。それに伴う、愛とか憎しみ、悲しみ

とかって言う感情って一体、何なんだろう。。。。

無意味な負の連鎖。無限ループにハマってしまう。。。。

昨夜逢えた 勇ちゃん。。。

昨日、勇ちゃんの部屋へ行った。し、良くお喋りする?

ブースカも連れて来た。。。

し、一緒に居た人と、色んな勇ちゃんの話しもしたから。。。ね。

 

夢を見た。これで、勇ちゃんと逢えたのは 4回目だね。

 

場所は定かでないけど、会社みたいな、病院・学校みたいな?

4階建てくらいの建物の中の上から 勇ちゃん 降りてきて、

外に出てくる。入口から私は入っていって、行き違いになりそう

だったけど、お互いが!気が付いて、外の腰掛られる様なコンクリート

の段差の所に、腰かけて話す。。内容は。。

 

本当によくわからないけど、何でか私は、自分の車を、

勇ちゃんと知り合った 前の職場の駐車場に置きに行く。

そこを出ようとしたら、社長に見つかる。。。けど、特に

おとがめもなく、社長が車で送ってくれて。。。。

 

勇ちゃんと、この社長ってまぁ色々あって、結局勇ちゃん会社辞めて、

その後、私もすぐに辞めて。。。。な会社だった。

 

腰掛た勇ちゃんに「車置いたら、社長に見つかって。。。」って話すと

「マジか!!大丈夫だった?」って聞かれて、「うん。」て、それから

ここまで送ってくれた事とか いきさつを説明して。。。。

みたいな、良くわからない?内容の夢だったけど。。。

 

確かに、勇ちゃんの 声だったし、会話だった。。。

何より、昨日はその夢の最後に 勇ちゃん私に

「じゃ 行こうか?」って言ってくれた!!!!!

 

又、その言葉を聞いた瞬間に、目が覚めてしまって。。。。

 

この身体はまだ、実際、存在していて、目覚めてしまった事実に

今日もか。。。。と絶望する毎日の瞬間。。である事には変わり

ナイんだけど。

 

それでも、今までとは違う。夢の中の それでもちゃんと

勇ちゃんの声。 そしてこの 言葉。。。。。

嬉しかった。そして、待ち焦がれている、その私の「願い」

祈りが。。。。近いんだ。。。。って思えた今日はいつもより

少し、気が楽で。そして ほんのチョット幸せな気持ちになった。。。

もうすぐ。。。逢える。。。。 予告。。。。そう願わずにはいられない。。。。

漠然と

バカな事を。。。。

と皆口を揃えて言うだろう。し、そして、私と同じ経験を

した人なら、誰もが一度は真剣に想い・考えた事だろう。。。

 

紛れもなく、先に逝ってしまった、その人に逢いたい。そして

ずっとその人の傍に在り続けたい。と。そう願う。

そこへ一緒に逝きたいと。。。。

 

勇ちゃんが「亡くなった」と言う現実が始まってから、今日迄

ずっ。。。と。一貫して変わらずに思う・願う・祈る 事が

たった1つだけある。これは「悲願」・そして唯一の 希望?

今の私を支えている  きっと全てだ。

 

私は、10年前に、親戚の叔父と叔母を亡くしている。。。

年齢も高齢だったし、可愛いがってくれていた仲の良い

オバサン夫婦だったので、当然、悲しみもあったが、これも

順番だから。。。と自然の摂理として、受け止めた。

 

私は良くも悪くも、学生時代に父を亡くし(幼少の頃に離婚していたが)

それから、祖母、叔母、叔父の2人と結構、身内・親族が亡くなると言う

経験はして来た。

が、今回のコレ。最愛のパートナーを死別で失う

なんて言う経験は当然なく、経験していないその時でさえ、

考えただけでも ゾッとする事ではあったけど、今実際にそれ

を経験した私には、身内が亡くなった時の悲しみや感情なんて

全く比にならない。比べ様もない。。。

その感情の違いなんて言う迄もなく。絶望の一言に尽きる。。

 

ただ、この叔母が亡くなった時にあった事。

それは、叔母の葬儀に参列した後、1週間後に又、すぐに従姉妹から

連絡が。。。今度は叔父が亡くなったよと。。。。

地方に住んでいた叔父・叔母の所に、この短期間で、2度も行く事になるとはね。。

何て話しながら、叔父の葬儀へ出向いた事を今でも鮮明に思い出す。

 

親戚一同で想い出話をしていた時、本当に強い!母ちゃんで、まるっきり

尻に敷かれる。。。を絵に描いた様な夫婦で、いっつも夫婦喧嘩ばっかり

していた夫婦だったのに。。。よっぽど、仲が良かったのね。

ケンカする程、仲が良いって本当ね~と皆が話していた。


従姉妹が、叔母が亡くなってから、叔父は、その亡くなった叔母の分も

食事を用意したり、湯呑みにお茶を注いだり。。。何してんだ?と聞くと、

そこに、トモちゃん(叔母の事)居るじゃない!!と真顔で答えたそうで、

いよいよお父ちゃんボケちゃった って思ったって。。。。


いや、叔父ちゃんはボケてなんていなかった。本当にそこには叔母ちゃんが

居たんだよ。。。と私は思った。

 

叔母ちゃんが、寂しかったから・叔父ちゃんを残して逝くのが心配だったから。。。

理由は色々あるだろうけど、私はそこに 真実の愛 理想の愛の形を見ずには

いられなかった。。。。凄いなぁと ただただ。そして 心底「憧れ」た。

ゾッとする想像を遥かに上回って、いつか、私もそんな風になれたらな。。。て。

 

この出来事は、勇ちゃんと出会う前に起きた 事実だったけど、付き合って

から、何度か話した事があるね。

この 私の「憧れ」の感情を、すごく分かるっと理解し、同感してくれたね

勇ちゃん。。。そして、言ってくれた。その時。

 

「俺らもきっと、いや間違いなく、そうなるよ!」

「仮にどっちが先に逝ったとしても。。。」

「だって俺らはいつだって一心同体。2人で1つ。いつだって繋がってるじゃん」

「似た者同士だろ?俺たち」って。


私は、かなりオモテになる勇ちゃんに(すっごく嫌だったけどね)

「そんな事言って、私が先死んだら、すーぐに他のあっちの女、こっちの女って

 フラフラするんでしょ?」って言ったら、「そんな事ナイ!!」

「俺は、お前が居なきゃ生きて行けない!!本当だぞ!!」って。。

「じゃぁ、私、お迎え来てあげて良いの?本当に?」って。そしたら、

「当たり前だ!!!」「まぁ俺の方が間違いなく、先に逝くだろうけどな(笑)」

何て笑って話してた。

「じゃ、勇ちゃん先逝っちゃたら、私の事もちゃんと迎えに来てよね!!!」って

言ったら、「分かってる。」って優しく微笑んでくれた。。。。

 

今でも、覚えてくれていますか?そこに居る勇ちゃんは、その約束、忘れずに

守って・叶えてくれるんだよね?????

 

今は その時ではナイから。。。けどそう。きっとそう遠くない日に

私が憧れ・待ち望んでいる、 願いが叶う日が 近づいている。。。

そう漠然と思い、期待にも似た、最後の私の 想いが あるよ。。。。

待ってる。信じて待ってるから。。。この上ない、とびっきりの笑顔で

「おぅ!!遅くなってごめんネっ」って手を繋いで。。いつもみたいに

力強く引っ張って、そして優しくリードして私を連れて逝ってね。。。。

「お願い」だよ。。。。勇ちゃん。。。。。

昨日。。

未だに、片付いていない、あの日から、ずっとそのままの

勇ちゃんの部屋に行った。


勿論、今でもだけど、苦しすぎて、1人で勇ちゃんの部屋へ

行く事なんて出来なくて。勇ちゃんの同僚でもあり、私の知人

でもある方に、付き添いを頼み。。。。


退去や掃除、遺品の整理は、まだ親族ではない私は色々とは

直接出来ずな事もあって、勇ちゃんの子供達(前妻の)に任せる所が多い

けど、あまりにも、何も変わってなく、手つかずの状態が、チョット

苦しくなったし、何故か、悲しくもなった。。。


「形見分け」ではないけれど、私はもう、何もいらなかった。

だって勇ちゃんの物ではあった物でも、それは、勇ちゃんではナイ

から。。。。好きなだけ、欲しい物全部、あなた達、子供が貰って

いきなさい。。。と。私は親族の子供達に何より、優先して、

決める権利があるからと一貫してきた。。。。勿論、自分が欲しい

物なんて、何もなかったし、気持ちもなかった。。。


だけど。。。1つだけ。もしいらないのなら、貰いたい。。。と

言った物がある。

それは 勇ちゃんが愛用していた「怪獣ブースカの目覚まし時計」

ブースカが歌ったり、名セリフ「シオシオノパ~」とか、お喋り

する時計。。。。


葬儀の後、1回だけ、どうしても急に必要な物があって、1人であの部屋

に行くなんてとても行けないと思っていたけど、時間もなく、仕方なくて

書類を取りに行った時。。。。

部屋の玄関を開けてしばらくしたら、急にそのブースカが鳴り始めた。。。

アラームの設定時刻でも何でもないのに。。。。

本当にビックリした。けど、何となく、部屋の奥で勇ちゃんが、いつも

みたいに「いらっしゃ~い」って言ってくれた様な気がした。。。


だから、それを、貰ってもいいか?って聞いたら、いらないのでどうぞ

って。だから、昨日、連れて来たよ。。。。


そうしたら、やっぱり、一緒にきてくれた人と、別れる時も、急に

鳴ったよね。。。ブースカ。一緒に来てくれた事に、「ありがとう」

「まだしばらく、色々あるけど、宜しく頼むね~」って勇ちゃんが

言っている。。。って、私も、その人も思ったよ。。。。


それでも。。。。今でも、当たり前に 毎日 逢いたい。。。

のは紛れもなく 「勇ちゃん。」貴男なんだよ。。。。。。。。。。。。