天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

もう止められない。。。

去年の今日。 私は昨夜から夜通しで、病室に居たまま朝を迎え。
控室にお泊りした、御両親も。


又緊急に、担当医師から、説明・話があると、親族(息子2人)が召集され。。。
昨夜(前日の)からの吐血による、貧血状態の事。そして、延命措置。これは、
人口呼吸器を付ける、つけないか。って事の返事。


つけるなら、承諾書を記入して。って事で。
それから、勇ちゃんの病室の、個室移動を勧められる。。。 確かに、あのまま
吐血の度に、昼夜問わずに、バタバタするのも、他の患者さんにも迷惑だし。。。


でも。看護師さんは、「簡易ベットですが、個室なら病室に1台入れれますし、このまま
24時間付き添い看護、大丈夫ですから。婚約者さんの身体の負担も。。。」って。
私?を気遣っても、言って下さった。


ずっと一緒に居られるなら。
それに、何より個室は、窓もあってお外も観れる。 勇ちゃんは、最初の2人部屋でも
4人の大部屋でも、いつも廊下側がベットで、お外が、見れない。 窓が開けれない。
風を感じたい。。。 が出来なかったから。


当然個室には、おトイレも付いていたけど、もう、自力でトイレに行く事は、昨日から
出来なくもなっていた。


丁度、個室も空いたとの事で、この日から個室病室へ移動。


医師に、その吐血の度に起き上がるのが辛そうなので、どうにか出来ないか?と頼んだ
ら、鼻から、管を胃まで挿入して、胃に溜まった物を、体外に排出する管を付ける。と
言ってくれた。それから、おトイレも。 尿道に直接管を入れる事にと。


全く食事が摂れてもいないので、太ももの付け根あたりに高カロリー輸液の点滴を挿し
今日から始める。と。


どの処置も、移動した個室内で施された。(処置中は、病室外で待ってたけど。)


勇ちゃんの身体から出る、「管」が。一気に3本増えた。 酸素吸入も、まだ、鼻から
のみ。だったけど、昨夜の吐血後、呼吸が苦しそうだからね。。。と、看護師さんが、
酸素レベルを測った後に、始めた。  から、いろんな物が。 勇ちゃんの身体から
出て、繋がれて。。。  この急降下の1日1日の堕ち幅が、もうどうにも止まらない.....


呼吸器。については、息子(長男)と、私でしばらく話し合った。
医師には、「本人は、延命治療は望んではいません。」と私が言うと、かなり驚いていて
「それは、本人が言ったの?書面とか、書いてるの?」って。


書面とかには書いてないけど、あの、「遺志」を聞いた日に、延命治療はしたくない。
抗がん剤の治療も、身体がもたない・・・ そう勇ちゃんは、言ったの。自分の口で。


いつもなら、何弱気な事言ってるのよ!!って、ゲキを飛ばす所だけど、もう、そもそも
そんな治療が出来る。身体じゃないって事。 わかってたし。 うん。そうね。。。って
言葉を返すのが、精一杯だった。  だけど。。。


承諾書のサインは、息子。がしなくちゃならない。
どうする?って聞いたら。「俺。もうわかんないです。〇〇さん(私)決めて!!」って


私だって・・・わかんない。よ。。。  だけど。。。 


私は、勇ちゃんに詳しい事は話さず。だけど、チョット聞いてみた。(息子2人の前で)
「勇ちゃん?あのさ。延命治療はしたくない。って言ってたけど。さ、もしね、チョット
 でも、希望?があるのだとしたら、治療、続ける?頑張る?望みがあるなら。頑張って
 みれるかな?どうしたい?」って。


勇ちゃんは、声にもならない様な、か細い声で「望みが、チョットでもあるなら、頑張る
諦めない・・・」 そう言った。


こんなに苦しくて、こんなに、もう十分って程、頑張っていた。のに。なんで又、私は
こんな事を聞いてるのか。。。って。 本当に本当に。嫌になった。 けど。


その言葉を聞いた息子は、人口呼吸器装置の装着の同意書に、サインした。
この時は、本当の意味。この機器の装着を、私自身もどんなものなのか、きちんと理解
出来ていなかった。んだと思う。。。


午後になり、病室の扉の外の廊下に、ものものしい、大きな機械が、置かれていた。
息子が、「アレ、親父につけるやつですよね?あんなの。。。何か。。。」って。


私も、言葉を失っていたけど。 なんとも言えない気持ちが。いっぱいになった。


でも、個室に移って、勇ちゃんは、「窓、開けて」って、息子に頼んで、部屋に入る
“風”を感じて、とても気持ち良さそう~に微笑んで、瞳を閉じてた。


そんな勇ちゃんの表情を見た時に。 チョットだけ、救われた。
誰にも邪魔されない、誰に気遣いもしない、そして、時に、お義母さん。や、息子達。
皆で部屋にいられる時も過ごし。  ずっとずっと傍に居られる。って事だけが。今。
の私の最大の救い。だった。 それでもね。 もう目の前に。あの日が。。。来る。
とは、どうしてだか、全く私は思っても、考えても、想像も。してなかったんだよ・・・


いや。きっと。ずっと。その日が来る。って事は、どこかで理解してはいた。はず。
だけど。思考が。心が。。感情が、それを、遮って、完全に否定。していた。それは
どうしたって、叶わない願い。であり、唯一の望み。切望だった。願望なだけで。ね。


勇ちゃんは、ちゃんと、諦めずに、闘おうって、最期までしてくれていたのに。
目を背けて、現実逃避。 現実を受け入れないで、逃げていたのは、やっぱり、私。
の方だったね。  情けないな。ほんと・・・・


だからね。今。私は、逃げない。 で。こう記していこうって。 無駄?な事。カモ
だけど、してるんだ。  知ってる?か。わかってる。んだよね。きっと勇ちゃんは....

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