天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

“悲しい 最期のKISS”

2ヶ月前の今日。この日。この時間。。。


勇ちゃんと言う実在した。その口に。。。

最期のKISSをした日だ。。。。あれから。

もう。まだ? 2ヶ月。。。。。


告別式の出棺の日。。。。。


亡くなってから、葬儀が出来る迄、斎場の空きがなくて、

だいぶ時間がかかったから。勇ちゃんは、葬儀屋さんの

安置場所にずっと。。。。。


毎日、毎日、私は葬儀屋さんに。亡骸の状態はどうですか?

まだ、綺麗なまま。。。安らかですか?っと聞いていた。


勇ちゃんは、本当に、眠る様に。とにかく安らかな顔で。。。。

見る人によっては、 微笑んでるね。。。なんて言われるくらい。


入院を、最小限の人にしか、教えなかったし、お見舞いも、

勇ちゃんの希望で。ごく限られた人達だけで。


だからね、皆、最後のお別れに。葬儀に来た時、ちゃんと、

勇ちゃんの 顔、見納めしてお別れして欲しかったんだ。。。。よ。


お通夜もずっと。私は棺に寄り添った。。。。けど。勇ちゃんには

触れられなかった。。。。

翌日の告別式。これが、本当に、最後の最期。。。。


出棺前に、棺の蓋が開けられた。。。。瞬間。

もう。離れない。すぐに駆け寄って、人目もはばからずに

私は勇ちゃんに ずっとずっと KISSをした。

アイシテル・想いと、今にも、はぁ~なんて言いながら、起きて

きそうなくらい。ただ、眠っているんだ。勇ちゃん。。。

ねぇねぇ起きて。。。。の願いも込めて。。。。


勇ちゃんは、入院してから、日に日に身体から出る管が

増えていって。。。。最期の方は、おでこや、繋いだ手

にチュゥしてた。


亡くなったその日。全部の管が外されて。。。。やっと。

お口に KISSしたね。

まだまだ、その時は温もりも、いつもの唇の柔らかい感触も。。。。

温かくて。ずっとずっと。。。。。


だけど、棺の中の勇ちゃんは、もう。冷たくて。。。。手も顔も、

感触は。。。。蝋人形の様だった。。。。


唇も。。。。この上なく。。。冷たい。。。。。


だけど。だけど。私の、この体温が伝わるかもしれないから。。。。。


この世の人生、最大にして、最後の。哀しい KISSをした。


ちょっと テップリした、おタラコちゃんの勇ちゃんの唇。。。

大好きだった。とても愛おしかった。。。。全部全部、愛してた。。。。


もう。あの感触も。。。忘れてしまいそうだよ。

想い出したくても、実態の貴男はもう居ない。。。。。


遺影や写真に口づけても。。。。何も感じない。。。。


私の心も身体も永遠に眠ってしまった。。。あの日から。


貴男の。勇ちゃんの KISSをもらえなければ、一生、

目覚める事はナイのでしょう。。。。


哀しいKISS。じゃなく。勇ちゃんの。愛がいっぱいつまった

優しいKISSをして下さい。。。。眠った私を。起こして。。。。

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