天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

【鬱】

『死別鬱』。なんて言葉があるんだって。


きっと。私は間違いなく。そう。コレ。


程度の深さ、大なり小なり。きっと個人差はある。って思う。

だから、立ち直り方、プロセスや、時間・経過もきっと人それぞれ。

千差万別。なんだと思う。


こんな状況に、まさか自分が陥るなんて。本当に思っても

みなかった。


きっと。勇ちゃんも思ってなかったよね?ビックリ。驚いてる。。。はず。

当の本人。私が一番驚いているんだから。。。さ。


付き合ってた頃。の、もしも話。

「俺が先に死んでも~。きっと、ゆうひちゃんは、すぐに俺の事なんて

 忘れちゃう。。。でも。俺はずーーーーーっとゆうひちゃんに。傍に

 付き纏ってウロチョロしちゃう!!もぅ絶対離れないんだからー!!」

って言ってた。ね。


確かに。。。きっと今。視えないけど。

勇ちゃんは、言ってくれてた言葉通りに、私にひっついて?!くれてる....

んだと思う。うん。

けど。。。。計算違い。最大の!!!!


すぐに忘れちゃう。。。なんてどころか、コレ。精神、病んじゃってますよ。

死別鬱。どハマり。とっても困ったもんでね。。。。。


私も。実際、そんなに簡単?な事ではナイとは思ってたし、てか、

ま まさか本当に。こんな別れ。。。が来るなんて事を、真剣には

考えていなかったんだと思う。


きっと。普通のお別れ。失恋?か。そんくらい。ある程度、時間が

経てば、元の1人でいた頃の自分に戻るだけ。多少は寂しい。。と思う

事もあるカモ知れないけど。きっと。忘れる・立ち直るんだろうな.....


って思ってた。浅はかで。とても愚かな自分。。。。。


だから。余計に。この状況。自分で自分が手に負えない。


だけど。。。。クリニックに行って、睡眠剤や、安定剤を処方して

もらおう。っていう選択は。しない。


眠れなくとも、きっと身体が限界になれば。いやでも必要最低限の

眠りを強制して、勝手にスイッチを切るし、何より。薬の副作用。。とかで、

記憶がわからなくなってしまう事(実際にそんな副作用があるか知らないけど)

で、勇ちゃんと一緒に居た事や。それは楽しい事だけではないし、きっと

苦しい事も。なんだけど。それらを全部、覚えていたい。って言う気持ち

と。もしも。仮に、突発的にでも。自分の意思とは反して。。。自ら。。。

絶ってしまう。。。様な事があった時。。。。

それを。きっと。周りは。勇ちゃんのせいにしてしまう。。。。きっと。


それが1番、自分にとっては 嫌な事。だから。

彼に逢いたいと願う気持ちはいつだってあるけれど。

だから、もう生かされていたくはナイ!!って心底、思うけど。


彼を。彼が。理由で。彼の意思に関係なく、ない所で。

そんな風に、思われるのは。。。絶対に。嫌なんだ。


仮に。自然と。もし、すぐに。運命で。。。。

彼がお迎えに来てくれた。。。なら。話は。きっととても “美談” だ。

と思う。(私はそう勝手に思ってるだけ。だけど。)


愛し合ってたんだね。本当に。だから。永遠に結ばれた。。。

きっと、ゆうひちゃん。幸せね。。。って。


だから。無意識に。とか。自分の意思が。制御する為。で服用していた

薬によって、誤作動を起こすのが嫌だって。私は。思ってる。。。。


だから。苦しくても。普通?っぽい毎日を。過ごす。

会社へ来て、仕事もするし、明らかに、行動は変わっているけど。

人にも会うし(かなり選別・必要最小限にはとどめているけど)

こんな些細な事だけれど。自分なりに。必死で踏ん張ってはいる。


こないだ。ね。

もう随分と。思えば長い付き合いになっていたんだな。。。

もうすぐ、かれこれ、約20年弱な付き合いになるんだ。。。

歳は、かなり上。そう。勇ちゃんと同い年の。彼女に会った。。。


最後に会ったのは、去年の7月。彼女の家にお泊りして、夜映画を

観て(バケモノの子だったな)、久々会って、色んな話をしていた。

勇ちゃんとも。今度面白かったから、一緒に観よう!!って言って

たんだっけ。。。 観れなかった。。。けどね。。。。


去年の年末くらいから、チョット調子が悪い。。。って聞いてたし、

年末年始のドタバタから。すぐに、勇ちゃん 闘病。。。それから。。。


で。結局、最近まで。会えずにいた彼女。。。


年齢的な事もあるのカナ?って。(更年期?!とかも重なるみたいで....)

再会した彼女は。 鬱病を患っていたそうだ。

何も知らなくて。。。。ゴメン。ね。


彼女に会う前、信頼してる同志さんから。

「鬱は。頑張ってはダメだからね。寄りそって。うちらと同じ。。。」って

アドバイスももらって。「うん。わかってる。。。」

うちらと同じ。。。。一番的確で、分かり易い。表現。


そして。。。話を。色々した。

って言っても。殆どが、私と。勇ちゃんの話。を。

彼女の話を聞くつもりで会いに行ったのに。。。。聞いてもらう。

ばかりになってしまった。。。


その彼女は。瞳いっぱいに涙をためて。

何を言う訳でもなく。ただただ 私達のいきさつ、経過を

黙って聞いてくれていた。

純粋な。心。ピュアな心を持った女(ひと)魂が。。。綺麗なんだ。。。

って感じた。そして。彼女は。死別の経験(最愛の人との)は勿論ナイ。

けれど。 私に。そっと。寄りそってくれた。。。。


そして。昨日はありがとう。。。のLINEにも。

「彼(勇ちゃん)は、きっと幸せだったと思います。。。」って。


私は。鬱の状態で。こんなにも優しく人に接っせられる事、きっと

出来てない。。。自分の事ばっかり。悲観して。ワガママで自己中で。。。。


人として。もっとちゃんとしなくちゃいけないな。。。って。

思った。とっても優しい、この彼女は。。。名前に “優” が付く。

とてもピュアで(昔から)可愛らしい。。。年上の 女の子(子?!)


私が、彼女に対してしてあげれる事は。きっと。殆どナイ。。。けれど。


必要な時には。寄り添える 人。でありたいと思っているよ。

こんな状況。 鬱。 だから。出来る事、わかる事もあるんじゃないかって。ね。


聞いてもらうばっかり。だったから。今度は。もっと。ちゃんと。

寄り添って、聞くからね。。。。


鬱は。悪い事。ばっかりでも。ナイのかもね。。。。考え様によっては。

カナ??? ね。勇ちゃん。



×

非ログインユーザーとして返信する