匂い。。。
この前、勇ちゃんの部屋に行った時。。。
勇ちゃんの物なんていらない。
物は所詮、勇ちゃんの物なのであって、勇ちゃんじゃないから。。。
なんて言ってたのに。。。。
勇ちゃんお気に入りの あの頃の懐かしい
「Tシャツ」を見つけて。。。
思わず、持って帰ってしまった。。。。
そのTシャツは、何とも言えない、勇ちゃんの匂い。。。がする。
勇ちゃんのっと言うか、家・部屋の匂いカナ。。。
一緒に居る時は、正直、あまり好きではなかった。。。独特の。。。
だけど、散骨の日から、私は無償に哀しくて、寂しくて、勇ちゃんを
少しでも感じたくて。。。ずっとそのTシャツを抱きしめて眠る。毎日。。。。
切ない。。。寂しさの上塗りなのはわかってるのに。。。
きっと、この匂いも薄らいでいく。。。
部屋も片付け・退去が終わってしまえば、もう、この
香りを感じられる 物も、所も なくなる。。。。
こうやって、『想い出』以外の 勇ちゃんが此処に存在していた
と確かに感じられる事柄が。。。少しづつ 消えていくのカナ。。。。
そして。。。。想い出や感情、想いも。。。。。
そんなの嫌だ。。。。。
先の事は、何1つわからないけれど。。。。。。。
もうもうもう。全部。。。嫌だ!!!!!!!!!
駄々っ子みたいに、ダダをこねても、ワガママを言っても、
ヨシヨシって、なだめてくれる勇ちゃんが。。。もう居ない。。。。。