天国の勇ちゃんへ

わずか17日と言う闘病の果て、旅立ってしまった彼へのメッセージと、自分の想いを綴ります。

再施術。

勇ちゃん。。。今日はね、「春一番」が吹いたんだって。。。
確かにポカポカ陽気な日中で、風ももの凄く強くって、色んな物が、フっ飛んでたよ。


あれから。。。本当に、季節感。がないなぁ。何となく、ただ周りの季節。だけが
実際は過ぎている。。。そんな感じでね。


だって。まだまだまだ終わらない。冬。の真っ只中に居る様な気がしているんだもの。
私の春。や、雨上がり。はやっぱり、当分、先。の様だ・・・


去年の今日。
前日の、胆管ドレナージュが出来なくって、再施術は、腹部外。から、直接、胆管に
管を刺して、滞ってる胆汁を、体外へ排出させる。と言うもの。
それで2.3日様子を見て、肝機能が回復してきたら、次の段階。治療法(抗がん剤とか)
検討しましょう。って事だった。


Drは、あの、ダメだったドレナージュ。よりも、この直接。の方が、今後、の
メンテナンスとかも考えて、良い事も多い。と言うメリットも説明してくれた。し、
この方法も、そう珍しい?術式でもない風な事も言っていた。


勿論、症状が改善してきたりすれば、この管も。永遠に刺さったまま。にもならない。
って事も話してくれたから。。。 この時は、もう。その「先」に希望を託して・・・


朝から、又御両親に、息子2人に、私。で昨日のドレナージュがダメだった理由。
それから、そのまま。にはしておけないから、今日、局所麻酔で、直接お腹から管を刺す
って説明。を受けて。


勇ちゃんには、朝担当のDrが直接説明したし、身体、動かすのもしんどそうだから。って
この説明は、親族4人と、私だけが聞いた。


その後しばらくして、お昼前か。勇ちゃんは、処置室に連れていかれて。。。


昨日の様な、全身麻酔。でもないから。とは思ったものの。
昨日の「あの」勇ちゃんの姿を想い出してしまって、やっぱり、心臓がバクバク・・・


子供達は、病室の近くの面会ルームで、待機。 私と、お義母さん、お義父さんとで
処置室の前で待つ。。。


程なくして、それは終って。。。 今回も又Drは先に出てきて、「OKだったからね」
とだけ言って又、去って行った。


局所麻酔。だったから、勇ちゃんの意識もあったけど。 これ、麻酔が切れたら、きっと
凄く、痛いんだろうな。。。って思ってた。
何しろ、直接、穴開けて、吸い出す管が刺さってる訳だから。。。


傷の痛みの軽減?の為なのか?理由は定か。ではないけど、勇ちゃんの病室のベットが
エアベット?っていうのかな。マットレスではないやつに、この日から変わってた。


週明けの15日、(去年は月曜)から、空きが出て、4人の大部屋。に移動した。
大部屋。なはずなのに、あの2人の個室。で居た時よりも、何故だか静か。。。な部屋。


結構、重篤?な症状な方(緩和ケア病棟に移る様な打ち合わせもしてたから・・・)に
もう、手術が終わり、もう直に退院予定の方。 と、何かしら。の手術後、間もない感じ
の方が、一緒だった。。。


心の中で。私はこの。退院間近。な方の様に。。。きっと。きっと。勇ちゃんもなるんだ!!!って、願っていた。心底。ずっとずっと。。。願い。と言うか、もう、それは
祈り。だったよね。


この所、仕事を休んでしまったり、思いの外、急な病院。での時間。を多く取られて
いたから、私は、御両親と、子供らに、ひとまずお願いして、溜まった仕事を片付けに。


夕方、又病院へ戻ったら、「お熱っぽ」って勇ちゃんが言ってた。
「うん。身体に穴。空いてる訳やしな、チョット痛いし、辛いわな。。。痛い??」って
聞いてたけど。 返事にならない様な、何とも微妙な。。。 やっぱり。。。会話がな。
チョット、おかしい?かなぁ。。。って思い初めてたんだ。前日の、パッって眩しい光。
とかの事もね。。。


でも。あらぬ不安は、考えない様、考えない様!って全て自分で、打ち消していた。
とにかく今は。 この胆汁が、ちゃんと排出されて、黄疸も善くなって、肝機能も回復。
する事だけを、祈り。考えようとしていたね。。。 きっと大丈夫。 そう思ってた。。


ガン。そのものの治療をしてた、出来てた訳じゃなかったけど、何かしら、毎日、処置
をしたり。。。って事があったから、何となく、何もしない。されないまま。。ただ日
だけが経って、なのに、色んな症状が出てきたりして、日に日に弱っていくだけ?な様な
そう、感じていた、入院からの何日間。に比べたら、少しだけ、マシ。って言うか、先。
を考えれそうな状況で、本気に前向きに、そして支える!!って、又再認識。したりして
た頃。だったな。。。 今思えば、何の。治療。でもなかった。。。のに。。。

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